プレスリリース
エアネット、ネットワーク脆弱性検査ツール「Retina」を標準導入~ 最新の脆弱性情報に基づく対策強化でサービスのセキュリティを向上 ~
各位
2008年 3月 4日
株式会社エアネット
株式会社エアネット(本社:東京都品川区、代表取締役社長:井山 大介、以下「エアネット」)は、エアネットが提供する「マネージド専用サーバサービス」をご利用のお客様を対象に、サービス基盤のセキュリティ強化策として、米国eEye Digital Security社製ネットワーク脆弱性検査ツール「Retina Network Security Scanner(以下「Retina」:レティナ)」を標準導入いたしました。
ネットワーク脆弱性検査ツールとは、ネットワーク上にて稼動するサーバやファイアウォールなどの設定が適切に行われているか、OSの障害修正用追加ファイル(セキュリティパッチ)が確実に適用されているか、といった脆弱性の有無について自動的に検査を行うシステムです。これまでの人的なチェック体制に加えて、システムによる二重のチェック体制を構築することで、常に最新のセキュリティ情報に基づいた脆弱性の検出と、従来以上に迅速なセキュリティ対策の実施が可能となります。
J-SOX法の施行を目前に控え、情報システムのアウトソーシング先が適切な情報管理体制のもとサービスを提供しているかを確認する必要性が高まってきております。今回の「Retina」導入は、お客様側からの運用事業者に対するセキュリティ強化のニーズに対応することを目的として実施いたしました。
「Retina」は、世界有数の脆弱性研究チームである「eEye Research Team」を編成し、数々のセキュリティホールの発見やOSの脆弱性に関するリサーチを行っている米国eEye Digital Security社(本社:米国カリフォルニア州)が開発したネットワーク脆弱性検査ツールで、国内では住商情報システム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:阿部 康行、以下「SCS」)が国内総販売代理店として取り扱いを行っております。
エアネットでは、「マネージド専用サーバサービス」において、企業のメールシステムやECサイト、Webプロモーションサイトなど、多様なサーバシステムを構築・運用いたしておりますが、「Retina」は対象機器にエージェントをインストールする必要がなく、検査対象に影響を与えずに完全非破壊にて検査を実施するため、既に稼働中のシステムを停止することなく、高精度な脆弱性検査が可能な環境を構築することができました。
本サービスは「マネージド専用サーバサービス」のお客様に対して標準サービスとして無償で提供されますが、ご希望のお客様に対しては、「Retina」による定期的な脆弱性検査レポートを有償にてご提供することも可能です。
エアネットでは、今後もSCSとの協力によりサービス基盤のセキュリティ向上に向けた取り組みを強化し、お客様に満足いただけるサービスのご提供に向けて努力してまいります。
マネージド専用サーバサービスについて
マネージド専用サーバサービスは、エアネットが堅牢なデータセンターにおいてお客様のシステムをカスタマイズにより構築し、安定的に運用するマネージドホスティングサービスです。安定運用の実現を最優先に、導入初期の段階から機器選定やシステム設計に関してサポートを行います。また、運用開始後は運用管理から監視・障害復旧対応までワンストップにて対応いたします。
ネットワーク脆弱性検査ツール「Retina」のレポート画面例
ネットワーク脆弱性検査ツール「Retina」のレポート画面例
- ※「Retina」についての詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.scs.co.jp/eeye/retina.html
株式会社エアネットについて
商号 | 株式会社エアネット |
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代表者 | 代表取締役社長 井山 大介 |
所在地 | 東京都品川区北品川1-10-4 Y.B.ビル4F |
資本金 | 1億 500万円 |
主な事業内容 | IPサービス事業 SIサービス事業 |
URL |
本リリースに関するお問い合わせ先
- 株式会社エアネット
- 担当:IPサービスグループ
Mail:sales@air.ad.jp
Tel:03-6717-5710
- ※記載された商品名、各製品名は各社の登録商標または商標です。